精子バンク体験談|子供はいらないと夫が言い出した

妊活精子バンク

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婚活が成功したにもかかわらず、妊活で思わぬ壁に直面したノブコさんの体験です。


婚活から妊活へ

婚活サイトで主人と知り合い、年齢的な焦りもあり結婚しました。

婚活サイトでの条件には、”子供をできるだけ早く希望”、”両親とは別居”とあったので、飛びついてしまったことを少し後悔しています。

結納が終わり籍をいれ、後戻りができない段階で、「高齢の親が心配だから同居したい」と言われました。

その気持ちを否定するわけでも、理解できないわけでもないのですが、腑に落ちません。主人の両親はそれぞれまだ現役で働いています。しかも、私たち夫婦のための家具が主人の実家に運び込まれていました。

仕事もしっかりしていて、人柄も優しくて、けして悪い人ではないため、嫌いになれず結局同居を選びました。

家賃もかからないので、見方を変えれば恵まれた環境です。

主人の豹変

ただどうしても解せないことがありました。結婚してからというもの、夜の営みはあるものの、しっかり避妊するんです。婚活サイトにあった、早く子供がほしい、は一体なんだったのかと思い始めました。

そして、ついには主人が「子供はほしくない」と言い出したんです。

そのとき初めて、やられたと思いました。婚活サイトでは魅力的な条件を出しておいて、いざ後戻りできないところまで話が進んだら、本心を出す。そういう作戦だったんだと理解しました。

私が結婚を焦ったのは、子供がほしかったからです。人の足元をみて、この仕打ちは許せません。悲しくて、結婚する前よりもさらに焦りました。

だからといって心底嫌いになれるわけでもなく、離婚も考えられませんでした。

何かの拍子に主人の精子で妊娠できればと思い、避妊具に細工をしようとしましたが、主人は自分で買ってきたものしか使わないため断念。

妊娠・出産への焦り

しかたなく、正面からお願いしてやっと子供をもつことに同意してもらえました。私が頼み込むのも、何か変な話なのですがしかたありません。

しばらくタイミングをとって妊娠を待ったものの一向に妊娠することはありませんでした。拝み倒してやっと子供もつことに同意してくれた主人に、病院で精子の検査を受けていくれとは言えません。

追い込まれた私は良からぬことをいろいろ考えたのですが、何もできませんでした。

AID(非配偶者間人工授精)を主人に知られることなく利用する方法を調べていたところ、ジャパンベイビーのホームページに行きつきました。

不気味で、最初はなんでこんなことをしているのだろうと不思議でした。調べてみると、他にも同じようなサイトがたくさんありました。

怖い気持ちと興味が半々でしたが、毎日のようにブログを読んでました。

ジャパンベイビーのブログは、少しアカデミックな部分があったり、勉強なることが多いです。特に、海外の英語の記事を紹介するなど、知性を感じました。

気づいたときには、カウンセリングを申し込んでいて、ぜひ提供をお願いしたいと思ってました。

当時はどうかしていたと思います。主人に対してまったく罪悪感がないわけではないのですが結果には満足しています。こんなにかわいい赤ちゃんに合わせてもらってありがとうございました。


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