精子バンクがお勧めする妊娠力が高い精子を持つ男性の簡単な見分け方

少なく見積もっても、カップルの5組に1組は不妊に悩んでいる現代です。婚活している方の中には、将来の妊活も気になる方が多いと思います。しかし、いざ結婚してはじめて男性に不妊の兆候があることがわかった、というケースは少なくありません。結婚する前に男性もブライダルチェック的なもので、精子の検査を受けてくれると良いのですが、頼みにくければ次の点を意識してみてください。

精子バンクのドナーからみた妊娠力の高い男性の特徴

40代の女性であっても、20代の女性であっても、平均よりも高い確率で妊娠に導ている精子ドナーの立場から、妊娠力の高い男性の見極め方をご紹介します。

そもそも妊娠しやすい精子とは?

卵子と受精し、子宮に着床するためには、運動能力≒推進力と、女性の体に受け入れてもらえる正常な形であることが精子には求められます。

運動力があり正しい形であることが、妊娠しやすい精子の条件です。

ところが、最近では運動力がなく自分では前に進めない精子や、形が正常ではない頭のない精子、尻尾の部分が割れている精子、曲がってしまっている精子などが多く、男性不妊の原因と言われています。

加えて、精子の数が多いことも妊娠しやすいことの条件になります、これも近年では減少傾向にあり、1mlあたり1億匹が目安といわれていますが、数千匹はたまたまったく精子がいない男性も増えているのです。

妊娠しやすい精子をもつ男性の生活

いくつかの視点にわけて、妊娠しやすい精子をもつ男性の見分け方をみていきましょう。

食生活

ファストフードを食べすぎていないか?

体を作るのが食べ物です。これが不適切だと元気な精子をもっていない可能性が高いです。

例えば、コンビニのお弁当。輸送システムの発達により保存料が減ったとはいえ、まだまだ合成着色料などを多く含み、精子の生成に非ちうような活動を阻害しています。

また、カップラーメンや某ハンバーガーチェーンをしょっちゅう食べる習慣のある方は同様の理由から期待できません。

睡眠時間

7時間以上の睡眠時間が取れているか?

健康で正常な精子を作るためには、体を休息が必要です。男性が寝ている間に精子は精巣で作られます。

長時間勤務や残業が問題になっていますが、徹夜を自慢するような言動が男性に合った場合は要注意です。結婚した後も長時間労働に自分の存在価値を見出し、健康な精子を体内で生成できない可能性があります。

運動

運動習慣があるか?

運動をしない男性の精子は、運動能力が低い。

アメリカのある研究で、成人男性の運動量と、精子の運動量の統計をとったところ、高い相関関係がありました。にわかには信じがたいのですが、直接ではないせよ、遠因として運動不足は健康な精子の生成に悪影響を及ぼしていると考えられます。

肌の色

適度に日焼けしているか?

色白の方は日に焼けている方よりも妊娠力が下がります。

というのも、これは上記の運動と同様の話になるのですが、色白=内勤の可能性大=運動不足という流れです。

もちろん、インドアスポーツをされていて色白の方もいますし、逆に運動はしてないのに日焼けサロンで色黒の方もいます。
指標のひとつにしてください。

服装

細身の服ばかり着ていないか?

知る由もないと思いますが、男性がトランクスを好みかつ細身のパンツを嫌っていたら、精子にとって良い精巣の環境を維持しています。

精巣は体温よりも少し低い温度で活発に機能できます。そのため、ぴたっとした服装はよくありません。通期も悪く特に夏場はアウト。

どんなアンダーウェアを身に着けているか質問してみてください。

まとめ

精子の病理検査をすることなく、男性の妊娠力を計ることは簡単ではありません。ただ、婚活を全力で乗り切った後に男性不妊が待っていることもよくあります。好きになった方の妊娠力が落ちないようにアドバイスしてあげてください。