生殖医療が進歩したことで、これまでには考えられなかった方法であかちゃんを授かる人たちがいます。それは、一部の超がつくほどのお金持ちたちです。
方法は至って単純。自分たちの精子と卵子を体外受精し、代理母に代理出産してもらうというものです。精子や卵子がなければ、精子バンク卵子バンクを通して好みのドナーから購入してきます。
確かにこの方法なら、産まずに自分の子供を授かることができます。賛否はありますが、現実にこのようなことが実施されています。
自分では産まずにわが子を授かる富裕層の言い分
このような方法を選択する富裕層には、次のような利用があるようです。
ビジネスをとめたくない
多くの場合、私たちの想像を候えるような生活を送る富裕層は、ビジネスを抱えています。妊娠・出産となると、どうしてもビジネスの関与度合いが下がってしまいます。その間に、せっかく立ち上げた会社などが傾くことに強い懸念があります。
そのため、精子と卵子を受精させた受精卵を代理母に託すだけで、時間を取られることなく10か月後にわが子を抱けるというのは、理想的なのだそうです。
体のラインを変えたくない
女性の体のラインは、どうしても妊娠・出産を経ることで変化します。
それは、女性らしさ、母親らしさの表れでもあり、けして犬猿することではないと思うのですが、富裕層からするとそうでもないようです。
というのは、普段からジムにかよったり、パーソナルトレーナーをつけてスタイルを維持していると、その分、時間とお金がかかっているわけです。妊娠・出産を経ることで、体形が変わってしますことは、それらの多くが無駄になるという発想になります。
富裕層の男性から見ても、トロフィー・ワイフの体形維持ができるため、どんなに健康な女性であっても、お金があるのであれば代理母に出産をお願いすることは的確な判断であるという判断になります。
命の危険を避けたい
最後に、母体となる妻の体を危険にさらしたくないという意見から、代理母に出産をお願いする富裕層が多いそうです。代理母はその代わりに命懸けで出産するわけですあkら、かなり自分勝手な発想です。
代理母でもしないと生活がなりたたない貧しい国の女性を使った、陰湿な搾取だとも言えます。
この事実を知った時、子供たちはどう感じるでしょうか。富裕層である親にとっては自分を納得させるだけの十分な理由なのでしょうが、子供たちの気持ちを想像すると複雑です。
まとめ
はじめてこの事実を知った時は、驚きました。まるで、新製品を購入するような感覚で、わが子を手に入れるのだなと感じました。けして、代理母出産を否定しているわけではありませんので、誤解なさらないでください。卵子は採取できても、出産が難しい女性にとっては、代理母は重要な選択肢です。しかし、そのリソースを富裕層がとってしまい、本来必要とする女性が利用できないとすれば、疑問を感じざるを得ません。