男性恐怖症だからこそ利用価値のある精子ドナーによる精子提供

精子提供についてジャパン・ベイビーにお問合せ頂く方の中には、いわゆる男性恐怖症の方も少なくありません。つまり、男性が怖いため結婚はもちろん恋愛もできないと。しかし、子供を授かりたいという気持ちが強くなりどうしたらよいかわからず、ご相談頂くケースが増えてきました。

男性が怖くても子供はほしい

一見矛盾しているようですが、女性にとっては切実な問題です。

男性恐怖症の原因は、成長過程に受けた男性からの心無い言葉や、男性家族からの仕打ち、幼少期に受けた性的いたずらなどさまざまです。治療に向けたアプローチも数多く存在しますが、誰もが簡単に克服できるものではありません。

結婚適齢期を迎えても、彼氏を作ることも、男性と会話をすることもできず苦しまれている方は少なくないです。

さらに追い打ちをかけるのが周囲からのプレッシャー。そして、出産年齢です。

30歳を超えれば、誰しも今後の人生を考えます。結婚は人生の一部でしかありませんが、大きな決断のひとつです。結婚する・しなし、そして、出産する・しないが関連します。

これまでは、結婚と出産は大変近い位置づけだったため、結婚しなければ子供も産まないと整理ができたかもしれません。

しかし、近年では結婚せずとも子供を持てる選択肢がわずかですが出てきたため、男性恐怖症を抱える多くの方が迷われるようです。

出産と年齢

出産には年齢が大きく関係します。妊娠する確率だけで言えば、早ければ早いほど有利です。男性への恐怖心が解消され、良い関係の築ける男性が現れるのを待てない場合は、精子提供を受けることが選択肢のひとつになります。

日本国内では、夫婦でなければ公的機関による第三者からの精子提供はうけることができません。そのため、民間団体からの精子提供に限られまます。

団体により基準は異なりますが、独身女性でも問題なく精子提供を受けることが可能です。精子提供であれば、必ずしもセックスは必要はありません。精液の入った容器を受け取り、自分で室に挿入するだけです。

ただもちろんですが、生まれてくるお子さんが男の子である可能性が50%あります。自分の子供だから、男性でも怖くないということもありますが、思春期を迎えた息子が乱暴になり怖くなったというケースもあり得ます。

楽観せず、出産までに気持ちを整理しましょう。男性恐怖症を克服しようと頑張る必要はありません。男の子が生まれても、母として落ち着いて向き合えるように整理しておきましょう。

まとめ

選択肢があるからこそ苦しくなることがあります。それでも肯定的に捉えてみてください。選択肢がもてるということは、ラッキーです。精子提供により子供を持つという選択肢が存在しなかった時代に比べ、自分の人生を自分の判断で変えることができます。

余談ですが、男性の中にも、男性恐怖症の方はいます。