最近、ご主人やパートナーの方の男性不妊についてお問い合わせを頂くことが増えてきました。そもそもどのような書籍が出版されているのか調べたので、ご紹介させて頂きます。
男性不妊に関する情報はけして多くない
女性不妊と比べて、およそ2桁の違いがあります。女性向けの不妊関連書籍がおよそ1000冊、男性向けが85冊。重複しているものは男性側に振り分けたとしても、この差はほとんど変わりません。
そして、数少ない男性不妊関連の書籍には、高額なサプリや効果が怪しい治療への勧誘を目的としている眉唾系が多数見られました。
その中でも比較的有用なものをご紹介していきます。
男性不妊 (i‐wishママになりたい)
ムック系の最初に手にとりやすい1冊です。男性に小難しい本をつきつけると嫌悪感が出てしまうので、導入として読みやすい大型本はおすすめです。ただし、検査で明らかになる前に、男性不妊を決めつけて男性を犯人扱いしないことが大切です。
男性不妊症
この本は医師が書いた熱い男性不妊手術に関する本です。専門用語が多数出てくるため、ときどき眠くなりますが、男性の不妊手術についてよく理解できます。手術でここまで可能性が広がるのかと驚きました。
男を維持する「精子力」
予想以上に勉強になった1冊です。精子ドナーとして活動する上でぜひ生活に取り入れたい項目がありました。男性不妊にはストレスが大敵といいつつ、女性から男性にプレッシャーをかけるというどちらにもストレスがかかる矛盾した記述も一部ありますが学べることが多かったです。
週末妊活のすすめ ムリなく授かる50のヒント
なんでも「週末」と付ければいいと思って作った浅はかな本ではないか?と疑いましたが、内容は男性・女性いっしょに目を通し最初の1冊に最適でした。
まとめ
男性不妊は医療分野ではここ数年めざましい発展を遂げてる分野です。日々新しい技術や、スタートアップが誕生しています。今後も、男性不妊関連の情報を集めますので参考にしていただければ幸いです。今回、妊活ビジネスという言葉をはじめて知りました。