精子提供の不思議ーあんなに不妊治療しても妊娠しなかったのにー

精子に恵まれない女性に精子を提供させて頂いていると不思議だなと感じることがあります。特に、長年不妊治療を続けてこられた方が妊娠されたときの状況についてまとめました。

※以下のことは、医学的に正しいとは限りません。精子提供活動の中で得られた実感であることをご了承ください。

精子提供で感じる不思議

精子と卵子の相性

精子・卵子ともに問題がないのに子供を授かることができず、ご夫婦でとても悩んでいた方が、たった一度の精子提供で妊娠されたことがあります。

不妊というと、一般的には男性または女性の体に問題があると思われていますが、すべてがそうとも言えません。

このことから感じるのは、精子と卵子にも相性があるのかなということです。しかも、DNAというか、とても精細なレベルで。

それは、病気を未然に防ぐためとか、お互いの弱い部分を補いあえるといった、遺伝子レベルでの目的なのかもしれません。

もちろん、反対に何度精子提供させて頂いていも妊娠にいたないケースもあります。

精神的な解放

レシピエント(精子提供を希望されるか方)の中には、万策つきて、最後にジャパン・ベイビーで試してみてダメならあきらめるとおっしゃる方ほど妊娠に至るケースが多いです。

お会いした際に、良い意味で脱力されていて、妊娠しなければならない・出産しなければならない、という感情から解放されている方ほど「妊娠しました!」とご連絡を下さることがあります。

一種の諦めかもしれませんが、精神的にストレスから解放された瞬間に、体の妊娠に向けた準備が整うのかもしれません。

不妊治療は、精神的にも、肉体的にも、また経済的にも負担が大きくなります。また、お仕事をしている場合は、会社での立場など、挙げればきりがないほど追いつめられることが多いです。男性が協力的でない場合は、なおさらですね。

そんな中で、リラックスして妊活しましょうというのは、難しいことだと思います。ただ、心の底から安らげる時間が少しでもあると、結果が変わってくるのではないかと感じます。

まとめ

医学がどんなに進歩してもわからないことはとても多いです。妊娠・出産もそのひとつです。見方をかえれば、妊娠・出産は、機械的にこうすればこうなるという単純な現象ではありません。不思議と妊娠したケースは、世間一般にたくさんあります。もし、今、自分で自分を追い込んでしまっているなと感じたら、何もしない日を作って、一旦体と考えをゆるめてください。新たな選択肢や、希望が浮かぶかもしれません。


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