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今日ご紹介するマヤさんのご家族はいわゆるがん家系だそうです。マヤさん自身も罹患することを懸念され、一日でも早く授乳期を終えたいことから精子提供をお申込みいただきました。
乳房を失う前に精子提供で子供がほしい
祖母、母、そして叔母までもが乳がんを患ってきました。
叔母にいたっては子供を産んでいないにもかかわらず、乳がんとなり、手術を含めた長い闘病生活を経験しています。
私は早くに結婚したいと思っていたものの、仕事や趣味が充実していたことから、なんとなく婚活や恋愛を遠ざけていました。
まわりの友人たちが次々に結婚して、インスタは赤ちゃんの写真であふれても気にせしないようにしていたのです。
ある日、母に呼ばれて実家に帰ると落ち込んだ様子の叔母がいました。
検診で乳がんと診断されと聞かされました。
結婚していない叔母は、独り身のため私もできるだけのことをしようと事あるごとに帰省し看病していました。
手術も成功し順調に回復している叔母と話しているとき、急に恐怖感を覚えました。
叔母には失礼ですが、自分もこうなるんじゃないか、と思ったのです。
女性として生を受けたのに、子供を産む前に乳房を失うのはとても悔しく感じました。
もちろん、乳房がなくても出産・子育てはできます。
でも、母親に対する私のイメージは母乳を子供に与える姿そのもので、なんとしてでも自分の子供を母乳で育てたいと思いました。
がん家系であるアンジェリーナ・ジョリーが子供たちのために乳房を除去する手術を受けたことを思い出し、乳がんを患う前に子供がほしいと考えました。
しかし、結婚を前提におつきあいする男性もなく、焦る一方。
35歳を超えると合コンはもちろん、出会いはほぼありません。
そんなとき、ジャパン・ベイビーをみつけて、カウンセリングを申し込みました。
社会的にどうとかいろいろ悩みましたが、経済的にもなんとかいけそうだったことと、母と叔母が子育てを支援してくれると言ってもらえたので決断。
当日はとても緊張しましたが、穏やかな雰囲気のマサさんに安心しました。
何度か精子を提供していただき、無事に出産することができました。
幸いまだ乳がんにはなっていません。とにかく自分の子供を母乳で育てることができてよかったです。
ありがとうございました。
以上がマヤさんの体験談です。なお、ジャパン・ベイビーでは妊娠のご報告はお願いしていませんので、ご安心ください。
精子提供に関するご不明な点は、遠慮なくご質問ください。