ボランティアの精子バンクなのに精子提供を有償で実施する理由とは?

ジャパン・ベイビーでは、有償で精子提供をさせて頂いています。

ボランティアの精子バンクなのに、有償だなんて変だな」と思われましたか?

正確には、「有償ボランティア」という位置づけになります。ボランティア精神のもと活動はするものの、必要な経費等をお預かりするスタイルです。

有償にすると、精子提供を希望される方からすれば申し込みにくくなります。では、なぜあえて有償としているのか。その理由について、ご紹介します。

有償の精子バンクに転換した理由

真剣さの証明

心からお子さんをもちたいという方にのみ精子を提供させて頂きたいと考え有償としています。

というのも、以前、無償で活動していた時期には、ファッション感覚で子供が欲しい、とおっしゃる方もいて、ジャパン・ベイビーの理念とは異なると感じていました。

最近は、児童虐待のニュースが毎日のように流れます。安易な妊娠・出産がそういった事件・事故につながることを懸念しています。

有償としたことで、お申込みへの心理的なハードルが上がり、真剣にお子さんを望まれる方だけからご連絡を頂くようになりました

運営の効率化

その結果、実は、運営の効率化にも成功しています。

無償で精子提供を実施していた時期には、理不尽な要求やドタキャンがたくさんありました。

そのため、本来、時間をかけて対応するべきレシピエントの相談に十分のれないなどの課題が多かったです。

現在では、お申込み頂くのはご理解がある方ばかりで、キャンセルの際には必ずご連絡を頂けます。キャンセル待ちの方への展開も円滑に行えています。

いつもご協力ありがたいです。

経済力の担保

2つ目は、お子さんを養育する経済力を証明頂くためです。

貧困家庭が問題として取り上げられることがあります。ジャパン・ベイビーでは、生まれた瞬間から子供たちが貧困に陥ることを避けたいと考えています。

そのため、精子を提供させて頂く場合には、相応の経済力がある方のみとさせて頂きたいのです。その確認方法として、有償とさせて頂きました。

証明方法

ここで問題となったのが、どのように証明いただくかという点です。

給与照明や源泉徴収票なども検討したのですが、個人情報はお預かりしたくないためやめました。

あるレシピエント(妊娠を希望される方)から、ボランティアとはいえ経費がかかっているなら負担してもよい、と申し出がありました。

それ以来、シリンジ法では活動費を、タイミング法では検査代などをご負担いただくようにしています。

けして安くはないため、養育に必要な経済力のある方から、お申込み頂いています。

まとめ

誤解頂きたくないのは、今回の記事は、無償で活動されている精子ドナーの方や、そこに申し込まれる方に対する意見ではけしてありません。あくまで、ジャパン・ベイビーの活動における基準のお話です。ご理解頂ければ幸いです。


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