精子提供ボランティアを東京だけで実施している3つの理由

「住んでいるところまで来ていただけませんか?」と地方にお住まいの方から、よくお問合せ頂きます。ジャパン・ベイビーでは、精子ドナーが伺うことは基本的にありません。その理由と背景をお伝えします。

なぜ、東京だけで精子提供をするのか?

精子提供の効率化

東京だけで活動することで、多くの女性の排卵日に合わせて精子を提供することが可能になります。

例えば、

  • 月曜日に鹿児島
  • 火曜日に名古屋
  • 水曜日に仙台

で提供という予定を組むとします。

すると、移動時間でそれぞれ半日が削られるため、結果的に3名程度への提供が限界です。

月・火・水と東京にいた場合、午前・午後にそれぞれ妊娠・出産を希望される女性にお会いすることができます。
排卵日付近に東京へ来てさえいただければ、いつでも提供が可能です。

地方にお住いの方にとっては、移動をお願いすることになるため大変申し訳ありませんが、できるだけ多くの方に精子提供を可能とするため、ご理解頂ければありがたいです。

精子品質の安定化

精子ドナーにとって、精子品質の安定化に向けた体調管理は大切な行動の一つです。

食事・運動・睡眠をルーティン化することで、精子を常に最良の状態にしています。

しかし、普段とは異なる環境で同じルーティンを回すことは簡単ではありません。一時的とはいえ、精子品質に変化があると、妊娠への影響も出てしまいます。

少しでも妊娠確率を高めるため、普段通り過ごすことが大切だと考えています。
ご理解頂ければ嬉しいです。

地方の精子ドナーの増加

以前は、大阪や東京などの大都市にいか精子ドナーがいませんでした。

しかし、最近ではジャパン・ベイビーのホームページでも紹介させて頂いている通り、全国にドナーの方がいます

必ずしもジャパン・ベイビーが精子ドナーを派遣しなくとも、第三者からの精子提供を受けられる環境があるため、東京で活動することに注力したいと考えています。

まとめ

全国から精子提供のご要望を頂きながら、伺うことができずこころぐるしいのですが、上記のような考え方で活動させて頂いているためご理解頂ければ幸いです。東京にあまり来られたことがなければ、滞在先のホテルや移動手段についてもアドバイスさせて頂きます。お子さんをもちたいとお考えの場合は、遠慮なくご相談ください。いつでもお待ちしています。