シングルマザーが子育てでお金に困らないための2つのポイント

ジャパンベイビーでは、すべての方に精子提供をさせて頂いているわけではありません。生まれてすぐに赤ちゃんとそのお母さんが貧困家庭になってしまわないよう、有償とすることで妊娠・出産を希望される方の経済力を担保させて頂いています。

とはいえ、精子提供により妊娠・出産した後の生活がどうなるかは、予想がつかない部分もあります。特にシングルマザーの方の場合、収入源は普通の会社員の方であれば1つです。不安を感じる方もすくなくありません。そこで、今回は、シングルマザーの方が窮地に追い込まれないための考え方をご紹介します。

シングルマザーには経済的な戦略が必要

会社は辞めない

まず、今お勤めの会社はけして辞めないでください。

産休育休空けで復職するのは肩身が狭いといって、やめる方もいますが、日本ではいまだにシングルマザーの再就職は簡単ではありません。

無職になると、保育園や幼稚園への入園が難しくなることもあります。つまり、お母さんの就業実績がないと、入園対象にするならないこともあるのです。なんのための保育園・幼稚園なのか疑問になってきますが・・・

仮に、どうしてもやめるにしても、産休・育休・有給を消化してからにしましょう。使えるものは、すべて使い切るべきです。

また、産休育休制度がない企業にお勤めの場合は、妊娠前に転職することも選択肢の一つです。

生活費は9割

貧困家庭の報道などを見ていると、手取り収入=生活費、というご家庭がほぼ100%です。

家計が苦しいのだから、収入をすべて生活に使って何が悪い、と感じるかもしれません。しかし、それでは不足の事態が一度起こったら、お子さんも二度と貧困から立ち直れなくなります。

そこで、額によらず、生活は収入の9割でまかなってください。

手取り年収が100万でも、1000万でも9割です。残りの1割はひとまずとっておきましょう。自信がない場合は、給料の振り込み先を分けて、9割は郵貯、1割は銀行とするのがおすすめです。

1割のお金は緊急時に使えますし、お子さんの手が離れたら、兼業・副業するための元手にもなります。

実は、この話、『バビロンの大富豪』という本に書かれている一部分です。古代バビロニアの話が描かれた、不朽の名作といわれるベストセラーのひとつです。大富豪になる必要性は全く感じませんが、いかに資産を守り、安定した生活を送るか、という視点で大変参考になります。

7つの知恵

本の中に出てくる7つの知恵を簡単にご紹介します。

  • 財布を太らせる
    上にも書いた通りで、収入の1割をためます。ココがすべての起点となります。
  • 出費・支出を管理し予算を立てる
    生活に不要な出費をやめます。欲求を満たすためのタバコ、スイーツ、高額なスマホ代を削るだけで数万円がうきます。
  • 貯めた資金を寝かさず、増やしていく
    収入の1割を投資にまわします。しかし、簡単ではありません。株や仮想通貨などは、プロが本気で戦って利益を挙げる世界です。素人である私たちにはリスクが大きすぎると感じます。そこで、おすすめは大きな利益は期待できないものの、そこそこの収益が可能な”ソーシャルレンディング”という方法です。
  • 財産を損失から守る
    詐欺まがいの人たちから資産を守ります。大きく儲かる話はほぼ詐欺です。なぜか?そんなに儲かる話をなぜ他人に話す必要があるのでしょうか。本当に儲かるならだれにも話さず自分だけ得をするはずです。
  • 自分の住まいを持って有益な投資対象とする
    現代においては、必ずしもあてはまりません。特に日本では購入した瞬間から家・マンションの価値が暴落するためそのものが有益な資産といいずらいです。ただ、一部を民泊に使うなどで新たな収入を産むこともできます。
  • 将来の収入(源)を確保・準備する
    老後への蓄えを実行します。
  • 自分の能力・スキルを高めもっと稼げるようにする
    日本では1つの会社に長く務めることが一般的ですが、収入源が一つしかないことは大きなリスクです。いつ解雇されるかわかりません。いつ会社が倒産するかわかりません。そこで、転職しやすいように、または兼業・副業にむけてスキルをみにつけることは重要です。

より詳しく知りたい場合は、書籍をご確認ください。

created by Rinker
文響社
¥1,782 (2024/04/19 11:50:03時点 Amazon調べ-詳細)

本を読む時間がない場合は、読み上げられた音声がYouTubeにありますので、聞いてみてください。シリーズになっていて、第3話以外はすべてそろっています。ところどころ噛んでますが、なかなか上手です。

まとめ

統計的に見てもシングルマザーの経済環境は必ずしも有利ではありません。お子さんとの生活を楽しめるよう、今後もどのように経済的な安定を確保するかという視点で情報を発信していきたいと考えています。