精子提供で採用される方法のひとつであるシリンジ法、いわゆるセルフ妊活で妊娠するためには、工夫が必要です。その工夫を助ける便利なグッズがあるので、合わせてご紹介します。
シリンジ法での妊娠に必要な道具
欧米ではED(勃起不全症候群)をかかえ排卵日に必ずしもセックスから射精に至れない夫婦には一般的なシリンジ法ですが、意外と簡単ではありません。準備とコツが必要です。
順を追って精子バンクから受け取った精子で効率的に妊娠する方法と道具をご紹介します。
基礎体温計とアプリ
基本中の基本ですが、まずはあなた自身の体を理解する必要があります。
いつ妊娠しやすいのか、いつ排卵がおこるのか。お出かけするときにあえて雨の日を選びませんよね?それと同じことです。
晴れの日をしっかり狙いましょう。
排卵チェッカー
とはいえ、本当に排卵のか確認してから精子を膣に挿入したほうが言うまでもなく妊娠の確率は高くなります。そこで、これです。最近、とてもお求めやすくなりました。
一部の報道では、排卵日の精度が高くなったため、逆の目的で使用する若者が増えるのではないかと言われています。
シリンジ
そして、いよいよ精子の挿入。とにかく安くてもっとも一般的なシリンジがこちらです。あまり太くないため安全です。
また、セルフ妊活専用のこのようなシリンジもあります。膣や子宮口を痛めることなく精子を挿入できるので、安心ですね。
妊娠補助潤滑ゼリー
ところが、卵子の寿命よりは長いものの、精子の寿命も膣内の環境が厳しければより短くなり妊娠率がさがってしまいます。
そこで、一工夫。精子を挿入する前に、精子の寿命を伸ばすゼリーを膣内に注入することをおすすめします。そうすることで、精子が活動できる時間がながくなり多くの精子が子宮にたどり着くことで、卵子とでありやすくなります。
妊娠チェッカー
妊娠の可能性がある場合は、レントゲンなど赤ちゃんに影響のある行為を控える必要があります。できるだけ早く妊娠の有無を知り、適切な行動をとりましょう。
まとめ
なんとなく膣に精液を注入してもそう簡単には妊娠できません。少しでも早く妊娠するために、道具とコツを理解して実践してください。ご質問は、いつでもお待ちしています。